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1930년대의 일본에 있어서의 '불안'논쟁을 중심으로 = 1930年の日本における'不安'論爭を中心として
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2003
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Korean
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KDC
830.000
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학술저널
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423-444(22쪽)
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芥川龍之介は遺書のなかで自殺の弁として'ぼんやりした不安'という言葉を殘した。このような表現が客觀的にはいかに漠然としたものであれ自殺に向う彼にとっては自己の心的狀況をもっとも切實に表現しにものであろう。それは彼を自殺に追い遺ったあらゆる具體的な事項がすでに解決されるべき現實問題としては還元できないまでに彼のなかで本質化してしまったこと、それによって現實へと後房りできる通路が塞がれてしまったこと、現實に足場を失った彼にとって'生きる'ことの日常的意味は喪失され、生存は實存の問題と'化'しているからである。だかん'ほんやりした不安'に
は當時の彼の心的狀況が的確に表現されているといえるだろう。このような意味で芥川の自殺はそれ以前のどの日本文學者のそれよりも實存的なものであったがそれは時代的精神としてより彼の個人的問題としての性格が强った。もちらん芥川の個人としての實存の問題が彼の死を含めて時代的なものに轉化されていく、という点で芥川の'不安'は時代を先取りものといえる。
1930年代は日本の知識人において實存の問題が個的な敎養人としてではなく階級として問題となったおそらくはじめての時期であったと思われる。一元的體制に向って行く狀況のなかで當時の知識人たちはどんな形であれ自己の態度を明瞭化しなければならない所まで迫られたのであり、지식인としての芥川の問題は階級としての知識人の問題となっていく。この時期における言說の氾濫は彼らの、挫折から再生への'試み'に至るまでの言說からなる現象であるといえる。このような中で當時の時代精神を最も廣く包み입んでいるものは1935年を前後にして起こった'不安'に關する論爭であったと思われる。從ってやや流行に流されたという面もなくはなかったが'不安'は當時の時代精神の實態をなしていたものであったと見てよいだろう。そして'不安'そのもの對にする言說は知識階級に關やる論議のような、知識人そのものの在り有に對する問いとなり、その模索の過程を經て再生ヘの試みに向っての多樣な論議が繰り廣げられていく。自由主義論爭や能動精神や行動主義論爭、または浪漫論爭など文學の領域を出入りしながらのこれらの論爭がそれである。このような意味でと言說としての,'不安'の槪念がどれほど當時の時代狀況に相應しているのか、と言う点においては多少ともの疑問は殘るけれども、にもかかわらずそれが1930年代の日本の知識人の精神的狀況を最も包括的に現していると言う点において當時の'不安'言說としては三木淸の「不安の思想と克服」「シェストフ的不安について」をはじめとして藤原定の「不安の文學における創造性」昇曙夢の「不安の時代と不安の文學」、また靑野秀吉の「現代人の不安と厭世」などがあり、シェストフの「悲劇の哲學」出版と相まって出たシェストフ論と絡みながら擴大されていった。論爭はシェストフ論を中に挾みながら大きく二つの流れを持つ說明となっていく。ひとつは當時の日本における不安の流行を西洋の不安の精神から成立した實存哲學ないし文學の中に組み入れて分析したものであり、もう一つは日本の社會現實に相應するものとしでの不安言說である。三木淸は前者を代表し靑野秀吉は後者を代表する。そこで三木はシェストフをも西歐の實存哲學の流れの中に組み入れ、靑野は彼にインテリゲンチャとしての自己の苦惱を投影させる。または『悲劇の哲學』を通して1900年代初におけるロシアロ知識階級と30年後の日本の知識階級の時代精神として'不安'を共有しようとする。西洋の思想、文學の流れを酌みながらの三木論には知識人としての芥川の不安がプロレタリア體驗によって知識階級のものとして內面化されていくプロセスが含蓄されているが、それは基本的には人間存在の本質として內包されている'不安'であるといえる。從って當時の知識階級が日本の社會現實の中で感じる不安の內容は後者の靑野らによってよりよく語曲られる。すなわちそれは<法令的に全く形式をなさない><無言の統制> (豊田三郞) であり、<殺人的な環境の下で猿への退化を强制する空氣> (靑田秀吉) であり<金縛りにされた反作用本能のうめき聲をあげながら><絶壁の上へ步み寄って行く>人??の<瀕死>の狀況 (下村千秋) であると言えよう。窮局的に不安言說は日本の社會全體に浸透された危機意識の心理的表出であったと言うことができる。
このような'不安'に對する言說はすでに觸れたように知識人あるいは知識階級の在り方を問う論議へと結びついていく。その過程において知識階級とはなにかをめぐっての具體的な論議も起こるのではあるが論爭の核心は包括的には時代の狀況に對する知識人の役割論であるといえる。すなわち不安意識を克復して再生を試みる主體としての知識人の在り方を問う論議がそれであり、その方法論の多岐にわたる模索に當時の言葉の氾濫があったといえる。知識階級論、自由主義論、行動主義あるいは能動精神論、散文精神またはリアリズム論爭、浪漫論爭などはこのような意味で大きくは時代精神としての'不安'のカテゴリ-內での論爭であったといえる。從って1930年代の'不安'に對する本格的な探求のためにはこれらの論爭をも視野に入れての包括的硏究が必要であると思われる。
분석정보
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