오쿠무라 마사노부(奧村政信)의 그림에서 보여지는 「미타테(見立て)」방법

다국어 초록 (Multilingual Abstract)

浮世繪に於いて見立ての手法に長じたのは奧村政信を擧げることができる。 政信によって浮世繪における見立てはおおよその定型を確立したということができる。 政信は文角という俳號があり、 彼の見立ては俳諧の美意識に基ずくものと思われる。
奧村政信の見立繪は新技法の浮繪を使いながらも、 その畵題には古典を當世風に置き換える手法を發揮している。 見立繪の題に風雅と名付けたのが多いが、 もともと風雅とは漢詩·和歌からの用語で庶民の歌である 「風」、 士人の正調歌である 「雅」を合わせて詩歌の代表に解され、 芭蕉及び蕉門では俳諧一般を表している。 ここでの政信の浮世繪における風雅とは俳諧的變換を意味するのであろう。
題名は風雅をはじめとして、 風俗·風流·浮世などがつき、 見立繪であることを暗示している。 それ以外に、 やつし·今樣·當世などを冠する見立繪がある。 また、 古典的畵題、 「酒呑童子」、「草摺引」、「鉢の木」と書いて見立ての出所を明らかにしている。 すなわち、 古典の變換と形の類似による比喩をともに見立てと呼んでいることに生じる矛盾を解決すべきだという立場である。 この立場からみると、 前章の見立繪本の大部分は形の類似による見立てである。 それに比べて浮世繪の見立繪には古典の當世風を意味するのが多い。
形の類似を比喩したのが俳諧用語見立てであるとすれば、 古典の世界を當世風に描くのは和歌の本歌取りに相當するのであろう。 現在浮世繪の見立てと呼ばれるのは後者の場合が多い。 この浮世繪の見立繪を大まかに二つに分けることが出來る。 一つは神佛が人間の行動をするか、 あるいは人間が神佛の圖像を借りて描かれる滑稽的なものと、 もう一つは古典的圖像が持つ物語性をかりて當世の圖樣をドラマチックに表現するものである。
浮世繪でもっとも多い見立繪は古典的圖像を當世風に描いたものである。 政信の繪本には見立繪を描いたのが多い。 しかし、 今は題名だけが知られていて存在確認されていないのがあまりにも多い。 ここでは 『浮世繪本煖女鳥』、『浮世繪本鶴の嘴』、『浮世風俗おかしい事袋』、『繪本小倉錦』、『繪本江戶繪簾屛風』、"Ukiyo-e Genji"、 "Amateur Theatricals"から政信の見立繪の方法を見ることにした。 まず 『浮世繪本煖女鳥』から見た。
政信はそれ以外にも 『志通軒夢物語』、 『女酒呑童子』 及び、 仲田勝之助 『繪本の硏究』 から見立繪を描いた繪本と思われるのは、『遊君見立源氏』、『どうけ見立』、『茶番狂言』、『猩????比壽大黑』、『吉原八景』、『遊君酒吸三敎』、そして艶本 『??田傳授の玉七色狐手習鑑』などで見立繪を描いた。 その見立てる古典の世界は實にさまざまで、 中國の故事·說話·仙人·瀟湘八景、 日本では、『源氏物語』、『平家物語』、『曾我物語』、『伊勢物語』、謠曲、歌舞伎及び、 和歌の詩想を利用したものなどがある。
政信が今樣というのも、 おおよそ當時の遊里の風俗である。 遊里を中心に繰り廣げる男女の愛情を古典の持つ物語を借りて描くのが政信の浮世繪であるのだ。 その古典との落差で笑いのこぼれる見立繪もあれば、 古典の物語を背景にしているからこそ一枚繪にそれ以上のドラマチックを潛めることができる。 このような見立繪が政信の發明ではないとしても、 浮世繪における見立繪というジャソルを確立した人物であることは間違いない。

목차 (Table of Contents)

• Ⅰ. 序論
• Ⅱ. 하이카이(俳諧) 작가로서의 마사노부
• Ⅲ. 우키요에에 있어서 「미타테」의 의미
• Ⅳ. 그림책으로 보는 마사노부의 미타테 그림
• Ⅴ. 結語