肚の人·川村竹治

목차 (Table of Contents)

• 目次
• 寫眞·揷畵 = 1
• 第一篇 全的印象 = 1
• 一. 榮光輝く晴れの親任式へ = 2
• 二. 田中內閣人事行政の新鮮味 = 3
• 三. 三年餘半の雌伏から起ちて = 5
• 四. よろこびの淚雨 = 8
• 五. 彼の祝福を諷する一首 = 9
• 六. フーヴアー大統領と川村總督 = 11
• 七. 日米呼應して = 13
• 八.「壺坂靈驗記」と川村總督 = 15
• 九. 奧州鹽釜築港の神 = 17
• 一0. 臺灣博と帝都の慈雨 = 19
• 一一. 人類愛のスピリツト = 22
• 一二. 偉大なる運命の寵兒 = 24
• 一三. 祝福されたる彼の浪人振り = 26
• 一四. 運の良い人·運の强い男 = 28
• 一五. よき運命にめぐまれて = 29
• 一六. 器局の雄大寬宏の肚裡 = 31
• 一七. 米國政治の民衆化 = 33
• 一八. 鍛冶屋の孤兒·貧乏武士の子 = 35
• 一九. フーヴアー農園と川村女學院 = 38
• 二0. フーヴアー夫人と川村夫人 = 40
• 二一. 日月潭問題と臺灣 = 43
• 二二. 日月潭の神樣? = 44
• 二三. 新總督人氣とそのスピーチ振り = 46
• 二四. 實行至上主義 = 48
• 二五. スチムソン總督と川村總督 = 50
• 二六. フーヴアー傳をささげて = 52
• 二七. スチムソン總督とは? = 53
• 二八. アメリカ時代來る = 56
• 二九. 米國の極東政策 = 57
• 三0. フーヴア氏の風丰 = 59
• 三一. 米國の人物第一主義 = 61
• 三二. 震災の恩人としてのフーヴア氏 = 62
• 三三. フーヴアー氏の親日的態度 = 64
• 三四. 勢津子妃への贈物 = 65
• 三五. フーヴアー氏の御大典奉祝の辭 = 66
• 三六. 一代の光榮に浴して = 67
• 三七. 川村·プロスペリチー = 70
• 第二篇 人氣と魅力 = 73
• 一. 齋藤實子と川村竹治君 = 74
• 二.「僕ア獵官運動はキライだ」 = 76
• 三. 臺灣總督が何ンだ? = 78
• 四.『まア上り給へ』 = 80
• 五. 總督は何ンだといふ肚の底 = 82
• 六. 鳶の生んだ鷹か? = 84
• 七. 小野小町と川村竹治君 = 86
• 八. 秋田出身名士のいろいろ = 88
• 九. 秋田出身の大臣級人物は? = 90
• 一0. お次ぎの番は? = 92
• 一一. 秋田音頭と川村竹治 = 94
• 一二. 兒玉總督以後の名總督として = 96
• 一三. 臺灣にあこがるゝ文人墨客 = 97
• 一四. 中村是公と夏目漱石 = 99
• 一五. 川村總督と德富蘇峰翁 = 101
• 一六. 川村君の大きな魅力 = 104
• 一七. 川村君の政治的大信念 = 106
• 一八. 東北の大西鄕と謳はれて = 107
• 一九. 無愛嬌の大愛嬌者 = 110
• 二0. 川村竹治のあるヒユーマニテー = 112
• 二一. 山半大將と故池上政務總監 = 113
• 第三篇 背景と環境 = 117
• 一. 天下の絶勝十和田湖をバツクとして = 118
• 二. 湖南博士と啄木と川村君 = 120
• 三. 啄木も川村君も貧乏小學敎師 = 121
• 四. オレの生れ故鄕は岩手だ = 122
• 五. 東北の大自然と原敬 = 124
• 六. 原敬と川村君の宿緣 = 125
• 七. 故原敬の追悼會と川村君 = 127
• 八. 人の世の秋寂し = 129
• 九. 久原遞相と小坂鑛山 = 132
• 一0. 南部名物金山踊 = 133
• 一一. おゝなつかしの山よ河よ!! = 135
• 一二. 川村君は南部系秋田縣人か? = 137
• 一三. 原が出なけれや春が來ぬ! = 139
• 一四. ゴルフアーに浮身を窶して = 140
• 一五. 反川村フアンの聲 = 141
• 一六. 超理論の實際家的ステーツマン = 144
• 一七. 最後の人として彼は躍る = 146
• 第四篇 略歷と小傳 = 149
• 一. 南部支藩家老の末孫として = 150
• 二. 貧乏士族の一男坊 = 152
• 三. 小學敎師の鞭を執りて = 154
• 四. 敎鞭を捨て東都遊學 = 156
• 五. 高校入學試驗に美事パスす = 158
• 六. 慘澹たる貧乏學生時代 = 159
• 七. 帝國大學を出て = 162
• 八. 帝大を了へて官場生活ヘ = 163
• 九. クラス·メートの面々 = 164
• 一0. 角帽姿を新調の脊廣服に代へて = 166
• 一一. 高文試驗にパスして官場へ = 167
• 一二. 內務省より遞信省ヘ = 169
• 一三. 郵便局長で旭日章の四等 = 171
• 一四. 萬國郵便會議へ使ひして = 172
• 一五. 原敬の知遇をうけて = 173
• 一六. 最初の警保局勤務 = 176
• 一七. 平田新內相に敬遠されて = 178
• 一八. 佐久間總督と議合はずして = 180
• 一九. 最初の少壯二千石 = 181
• 二0. 昨日の知事公今日は素浪人 = 184
• 二一. 三度地方長官の椅子を占めて = 186
• 二二. 縣國愛の大精神 = 188
• 二三. 一躍して警保局長へ = 189
• 二四. 原敬の絶對無條件信任をうけて = 191
• 二五. 警保局長時代の一大殊勳 = 193
• 二六. 警保局長より拓植局長官ヘ = 196
• 二七. 內務次官より滿鐵總裁へ = 197
• 第五篇 滿鐵外遊 = 200
• 一. 川村竹治華やかなりし頃 = 201
• 二. 人選難から選まれて = 202
• 三. 大滿蒙經營開拓の重大使命 = 204
• 四. 張作霖懷柔の怪腕 = 206
• 五. 偉業半ばに政變來る = 208
• 六. 江木翰長の手でバツサリ = 210
• 七. 袂別の宴を開いて左樣なら = 212
• 八. 八代目滿鐵總裁としての業蹟 = 214
• 九. 一勅選として = 215
• 一0. 再度の海外視察の旅ヘ = 216
• 第六篇 政的運動及女學院創建 = 218
• 一. 五人組の人として = 219
• 二. 政變渦中に身を投じて = 221
• 三. 政的ジレンマに陷りて = 223
• 四. 浮竹と侮られ = 225
• 五. 床次君と袂を分ちて = 227
• 六. 田中總裁の下へ = 229
• 七. 西園寺公を訪れて = 231
• 八. 處女普選政戰の第一戰へ = 234
• 九. 川村女學院の創建成る = 236
• 一0. 川村文子さん = 239
• 一一.「皇國運動」の採用 = 241
• 一二. 民心の頹廢を救ふ道 = 243
• 一三. 川村式敎育システムの樹立 = 245
• 一四. 熱風薰る椰子樹の葉陰 = 247
• 一五. 總督官邸夜半の夢 = 249
• 一六. 總督官邸のピユーりタン·ライフ = 251
• 一七. 四百萬臺灣島民のために = 252
• 一八. 滿鐵總裁辭職の記念塔 = 255
• 一九. 第一回卒業生を世に送る = 256
• 第七篇 人物と特性 = 259
• 一. 人氣のバロメーター = 260
• 二. プラツトで見た川村君 = 261
• 三. 兩手に花大みやげ = 262
• 四. 第二世原敬か? = 265
• 五. 臺灣の大工業化をやればそれで澤山 = 267
• 六. 川村君の稚氣滿振り = 268
• 七. 無邪氣にして罪なき男 = 269
• 八. 三土は貧乏藏相·川村は貧乏總督 = 271
• 九. 川村君の人間魂 = 274
• 一0. 川村魂の飛躍 = 275
• 一一. 原敬の謙讓振り = 276
• 一二. 川村君の謙讓振り = 278
• 一三. 物事にコセつかぬ川村君 = 281
• 一四. 愚直なる川村君 = 282
• 一五. 加藤の金佛川村の石佛 = 284
• 一六. 千斤の重味 = 286
• 一七.『オレの顔は老けて見える』 = 288
• 一八. 顔の印象 = 290
• 一九. 濱口のライオン·川村のタイガー = 291
• 二0. 小詩『五虎』の詩を獻ず = 293
• 第八篇 親分的スケール = 295
• 一. 話上手の聽き下手 = 296
• 二. 諄々として能く語る = 297
• 三. 彼の頭腦と肚裡 = 300
• 四. 兒分に花を持たせて = 301
• 五. 兒分愛病患者か = 302
• 六. 川村君の三羽烏 = 304
• 七. 原敬讓りの一蓮托生主義 = 306
• 八. 裏切者への愛の淚 = 307
• 九. 上山前總督への情け = 308
• 一0.『何オレさへ默つて居れば』 = 310
• 一一. 川村雨と竹の子の山 = 312
• 一二. 人物テストの大天才 = 314
• 一三. 餘りに人情味がありすぎる = 316
• 一四.『支出の大部分は冗費でサ』 = 318
• 一五. 積極より積極への突進力 = 320
• 一六. エキスパードより銳き拓殖眼 = 322
• 第九篇 私的生活 = 325
• 一. 超勇猛のゴルフアー = 326
• 二. ゴルフの取り持つ緣の球 = 328
• 三.『ゴルフは三度の御飯より好きだ』 = 330
• 四. 多方面な趣味人 = 332
• 五. これは意外な風流人 = 333
• 六. 詩もつくれば田もつくる = 336
• 七. 藝術境より現實境ヘ = 338
• 八. 私的生活の人間的輪廓 = 340
• 九. 公人のマスクを脫して = 341
• 一0. 若きものへのアドヴアヰス = 343
• 一一. 公私の別をハツキリと = 344
• 一二. 公私混合を自からさけて = 345
• 一三. 眞の心の姿を見て = 346
• 一四. よきお父さんとして = 349
• 一五. 奧さんにはチト甘い = 350
• 第十篇 何處へ行く? = 353
• 一. フーヴアーの南米訪問と川村君の南洋視察 = 354
• 二. 南支南洋への進出計畫 = 355
• 三. 南洋視察とその使命 = 358
• 四. 南洋への發展策如何 = 360
• 五. 兒玉大將の南洋眼 = 362
• 六. 川村君と故後藤伯とを對比して = 365
• 七. 鳴物入りギライな川村君 = 368
• 八. 臺灣の土となるまで = 370
• 九. 臺灣の大工業化の計畫と實行 = 372
• 一0. 南支より南洋へ = 373
• 一一.『やるだけのことは大いにやるツ!』 = 374
• 一二. フーヴアー氏對川村君の仕事振り = 375
• 一三. 政治の實務化 = 377
• 一四. 異風同土の新說を唱へて = 379
• 一五. 臺灣再創の一線を劃して = 381
• 一六. 最後まで頑張れ! = 382
• 一七. 新拓相に擬せられて? = 384
• 一八. 川村君の拓相は最適任 = 385
• 一九. 拓相の夢をよそに = 386
• 二0. 川村君と山条君の人物 = 387
• 二一. 原敬が生きて居たら? = 389
• 二二. 瓢簞から南部駒か = 392
• 二三. 大成途上のプロセス = 394
• 二四. 陛下の總督として = 396
• 二五. 川村竹治君よ! 何處ヘ行く? = 398
• 篇外 川村君と原敬 : 本書の稿を脫して = 401
• 一 = 402
• 二 = 403
• 三 = 404
• 四 = 405
• 五 = 406
• 六 = 407
• 七 = 408
• 八 = 410
• 九 = 411
• 一0 = 413
• 一一 = 414
• 一二 = 415
• 一三 = 416
• 一四 = 417
• 一五 = 418