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후냉천기(後冷泉期)의 세계(世界)
저자
발행기관
전남대학교 인문학연구소(THE INSTITUTE OF HUMANISTIC STUDIES CHONNAM NATIONAL UNIVERSITY)
학술지명
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발행연도
1996
작성언어
Korean
등재정보
KCI등재
자료형태
학술저널
수록면
115-135(21쪽)
제공처
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後冷泉朝とは後冷泉天皇の治世, つまりこの天皇が二一歲でせんそされた寬德二年(1045)から四四歲で崩御された治歷四年(1068)までの期間を指す. したがって後冷泉朝は十一世紀の中頃にあたる二十余年間である. この後冷泉朝は,いわゆる攝關時代の末期に該當する重要な時期だと思われるが, 歷史學者の間ではあまり注目されず, 攝關政治が最高潮にたつした道長時代の附錄のように取り扱われてきたうらみがある. その大きな理由は後冷泉朝がいちじよう·後いちじようの榮光のかげにかくれ, 後者のげんわくのもとに學者の注意からそれたこと, 後冷泉朝に關しては, 雜多な史料は豊富であっても, まとまった史料や詳しい歷史書が現在しないため, 硏究がやりにくく, 實態か容易に把握できなかったことに求められると思う. このため後冷泉朝の硏究は, ただできえ低調な平安時代の硏究の中でも最も停滯を極め, 大きな空白をなしている. 本論では後冷泉朝の歷史的意義について學界の關心をたかめ, 少しでもその硏究の振興に役立ちたという素志から後冷泉天皇を中心に政治·文學それから藤原氏の家系を考察硏究した. 藤原氏は六六九年中臣鎌足の功勞による藤原の姓を賜わったのに始まり, 北家がその嫡流の地位を占め道長が外戚體制をかためて, 攝關家の最盛期を策きあげ, 攝關の座を獨占しながら榮華を極めたが, その嫡子賴通にいたり, 皇子誕生のないことを機會に攝關外戚政治は終りをむかえ, 藤原攝關家の榮華にかげりが見え出した. しかし賴通が爲政者であるこの後冷泉天皇治世は, 一應安定した時期であった. 安穩な時勢, 政治的活動や陰謀がほとんど見られぬ波瀾のない政界, そして再建された國家財政を背景とし, さらいちじよう朝以來の高い文化的遺産を繼承して, 後冷泉朝の文化は宮廷を中心に攝關時代掉尾の華をさかせた. 官廷文化の中核をなしていた後冷泉天皇は歌才に勝れ, 笛も巧みで, いかにもこの時代らしい天皇であった. したがって後冷泉朝は歌合や物語合の全盛時代で, 樣ざまな花がさきみだれる眼もさめるような百花園きながらの景觀が見られる爛熟期としてとらえられる. かような開花には, 社會的地盤として攝關政治·莊園經濟という日本社會史上特殊の社會形態があり, それが女性の地位を高め, とくに表音文字としての가名が完成し, これによって純日本文を自由に文字化する道が聞け, 和歌や物語の隆盛が促進されたことを特筆しなければならない. 一方, 攝關の地位があくまで天皇の外戚であることによって生ずるものであってみれば, 攝關の權力が大きくなればなるほど, 後宮政策に力をつくさないわけにはいかず, それが女性(女房)文藝興隆の偉觀をもたらしたのである. かつ, この外戚政策は上層階級だけでな<, 社會一般の風習となり, したがって女性の社交上の地位は非常に高<, 敎養も惜しげもなくあたえられたから, 宮廷以外にも多くの女流文學者が輩出した. 攝關政治の發展とともに後宮文藝が榮え, 文壇の主流となり, 攝關政治の下降とともに男性の文藝によって代わられていったのは, 藤原氏の外戚12政策·文化政策·後宮政策からくる必然の結果で, 日本女性の文藝上のまたその社會的な地位が, 世界史的にみても非常な高さを示している. 道長と賴通を頂點とする藤原氏の攝關政治の獨自なすぐれた点といわなくてはならない. 日本文字としての가名で書かれた和歌や物語, 日記などは本質的に女性文學であり, 平安時代後半期の歷史的産物である藤原文化の文藝界での主流とみるべきである. 藤原文化のにない手も階級的に限られたものであったが, その文化的達成はすくぶる高く, 後世の異なる歷史的條件のもとにおいて, 異なる社會層によって, あるいは古典として享受され, あるいはその時代の文化生産のなかに素材または着想の種として活用されることにより, 長い生命を維持している. 後冷泉朝は最も藤原氏的な最後の樣相で, 時世の果てに生まれるべくして生まれた歷史的産物である. 攝關外戚政治性を完璧に備えていると言える悲運の後冷泉天皇, それから五十二年間政權の座にいた關白·賴通, この天皇と關白と後宮は相互一大血族集團の賴通的家族集團として共に, 藤原外戚政治の必然性から生まれるべくして生まれ出た歷史性の結果である. この結果の存在である後冷泉朝は時の天皇である後冷泉天皇と關白賴通が藤原氏攝關體制最後の城砦となり, その運命を共にしながら藤原氏世界の掉尾の華をきかせた. 後冷泉朝の世界は藤原氏像と言えられる.
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