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授乳の神話学 - マヤとマリア
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2016
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700
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79-99(21쪽)
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人は誰しも母から生まれてくる。母と子の間には人間の存在にかかわる永遠の神秘がある。とりわけ母と子のつながりを象徴するのが授乳である。乳は人が最初に口にするものであるし、生命の根源である。そこに自らの存在の始原を呼び覚まされるものがあるといってよい。この母なるものを象徴するのが、キリスト教におけるキリストの母マリアであり、佛教の釈迦の母摩耶である。いずれも世界宗教としてひろまってはいるが、基層の女神信仰の系脈を思わずにはいられないものがある。しかも摩耶とマリアには期せずして、授乳という物語が長く語り繼がれ、圖像化までされて受け繼がれてきている。問題の発端は、私のメインテーマでもある一連の<佛傳文学>(釈迦の生涯の物語)にある。日本の十二世紀の説話集の大作である 今昔物語集は釈迦の傳記からその膨大な物語が始まる。漢訳佛典を引き繼ぎつつ、日本の文化にかなった<佛傳文学>に翻訳していく葛藤(格闘)そのまま文体表現に刻まれている。 今昔物語集 を起點に日本と東アジアの<佛傳文学>にテーマが拡充していったが、日本の15,16世紀に物語として成長する、あらたな 釈迦の本地 は、絵巻や絵入り本が多く、佛傳の様々な物語が絵画化されている。その傳本の大半に描かれる場面の一つが釈迦と摩耶の再会である。摩耶は釈迦を産んで一週間で亡くなり、天上界に生まれ変わる。成人した釈迦が悟りを開いて摩耶のもとに教説に趣き、再会した母子の証明として、摩耶が飛ばした乳が釈迦の口に入るというもの。この劇的な母子の物語は、すでに佛傳の經典に語られており、 今昔物語集 にもみえ、他のインドでの后の話題にも種々見られ、法会の説教などでもよく語られており、韓国でも民間傳承レベルにまでひろまっていたことが指摘される。母と子のつながりを語る上で欠かせない故事となっていたようで、古代から歌われていた母の恩を強調する百石讃歎(ももさかさんたん、百石は母の乳の量を指す)の歌謡などとも深くかかわるだろう。しかし、授乳場面そのものが絵画化されたのは、この 釈迦の本地 をおいて他にない。同時代の明代の挿絵付きの刊本の 釈氏源流 にも、この話は語られているが、その挿絵は二人が相対するだけで乳を飛ばす画面は全く見られない。 釈迦の本地 に描かれた絵画場面は、テキストによって多種多様であり、一定しておらず、絵画を楽しんで描き、見ていたようだ。言葉だけではない、絵画による物語の表現世界が横溢しているのが 釈迦の本地 の特色である。一方、マリアの授乳も様々に圖像化されていた。ただ、相手はキリストではなく、12世紀のフランスの聖ベルナルドゥスであった。彼は熱烈なマリア崇拝者でマリアを幻視し、マリアからしたたる乳が唇をぬらして霊力を得た、という逸話があり、それが後に絵画化されるようになったらしい。マリアが抱いている赤子のキリストを飛び越して、ベルナルドゥスの口に入る様は何とも異様な感じを与えるが、この圖像が様々に絵が描かれていて、興味はつきない。このような授乳圖の偶合ははたして偶然か、あるいは何らかの影響関係があるのか、それが長年抱いている難問ではあるが、しかし、一方から他方への単線的な因果関係や影響関係だけに還元して読もうとしても生産的ではない。人類が生き続ける限り、母と子という永遠の宿命的な課題は続くし、母性と生命のきわみである授乳の営みは続くだろう。そうした乳の本源的な力や神秘を表出した摩耶とマリア二人の授乳圖を、あれこれ対比させながら、今後も読み解いていければと思う。
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