만주국 초기 일본어문학계의 <만주문학론> = 「滿洲國」初期、日本語文學界の<滿洲文學論>

국문 초록 (Abstract)

「滿洲國」の日本語文壇では、1936年から「滿洲文學とは何か」という「滿洲文學」を槪念化する<滿洲文學論>が始まる。本硏究では「滿洲文學」槪念化を議論の對象とし、<滿洲文學論>が合意された結論に至らなかったことに注意しつつ、文學の主?たちが創造した「滿洲國」と「滿洲文學」がどのようなものだったのかを考察した。これは、それ以降に展開する「滿洲文學」が何をとり、何を排除したのかを見るためにも必要な作業であり、帝國主義の下で「文學」というものがどのように作り上げられていったのかを考察するにもいい素材である。 本硏究で具體的には、1937年を前後にした<滿洲文學論>のなかから「滿洲國」または「滿洲文學」に對する三つの態度について檢討してみた。日本が主導する穩やかな同化を主張する消極的な肯定、「五族協和」の旗本に世界を先導する「滿洲文學」を唱える積極的な肯定、そして、「滿洲」で日本人が文學活動をすること自?は受け入れながらも、將來の「滿洲文學」の方向性には批判をする抵抗的な態度がそれであった。しかし、そのような差異が存在するにもかかわらず、共通して持っていた問題意識は、「滿洲文學」が將來的には日本文學から離れて、ある人には「滿洲國」に、ある人には「滿洲」という土地に屬した文學として發展していくだろうという展望であろう。このような「滿洲國」を單純に日本帝國の傀儡國としてみてしまうと、その複雜な14年の歷史をファシスト統治という一塊の主題で解釋してしまう、したがって、その中に現れた多岐の方向性と찬在性をも見過ごしてしまう結果になってしまうだろう。本硏究で考察した<滿洲文學論>は帝國の中央へ向ける求心力と帝國から離れていく遠心力を兩方とも見せてくれる日本帝國主義的な意識の産物であると同時に、また「獨立國」としての意識が芽生える苦惱でもあったのではないかと考える。

참고문헌 (Reference)

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